夫を信頼して任せられるようにならなければ、家事育児はこの先もずっと平等にならない。
生後9か月の息子。
寝返りができるようになってから、
通しで朝まで寝られることが少なくなり、
最近では夜中~明け方にかけて夜泣きをするようになりました。
以前までは抱っこ、トントンすればすんなり再入眠できていたのですが、
近ごろはひどく泣いててこずっています。
抱っこしてようやく寝入ったかと思って布団に置くとまた泣き出すのです。
そこで、最終手段は息子を抱っこしながら無印の
「人をダメにするソファ」に仰向けになって寝ること。
つまり、抱っこしたまま眠らせるのです。
セルフねんねさせたいのに、
抱っこで寝かせるなんて一番やってはいけない方法なのですが、
冬の寒い明け方に抱っこゆらゆらする気力と体力がなく、
自分に甘えてしまってこのような方法にたどり着きました。
でも、このやり方で寝かせてしまったために
様々なところに悪影響が出てきています。
それは、お昼寝の時も、夜の寝かしつけの時も、
抱っこのまま入眠しないとギャン泣きするようになってしまったこと。
しかも、長いときは30分以上続きます。
新生児~半年くらいまでは、
ネントレの先生に来ていただいていたので、
セルフねんねできるように頑張っていたのですが、
これまでの努力は水の泡となってしまいました。。。
そして昨日、朝寝の時も、昼寝の時も、
寝かしつけの時もギャン泣きし続けた息子。
精神崩壊しそうになったので、その様子を動画に撮って仕事中の夫に送り、
SOSを求めました。
夫は日ごろからできる限り息子の面倒は見てくれるほうで、
夜泣きの時も抱っこを変わってくれたり、朝のおむつ替えをしてくれたり、
離乳食ストックづくりも率先してやってくれる面倒見の良いパパです。
今回も、私のSOSに応えてすぐに対応してくれました。
仕事を急いで切り上げて疲れているにもかかわらず、帰ってくるなり、
「今日は夜中泣いたら俺が見るから、夜はここで寝なよ。
同じ部屋に寝てたら気になって寝られないから。」
といってリビングの一角に布団を敷いてくれたのです。
夫の申し出はうれしいけれど、「全て任せて大丈夫だろうか?」
という気持ちもありましたが、今回は素直に甘えることにしました。
結果、夜中気になって何度か目は覚めてしまったけれど、
寝室から泣き声は聞こえなかったので、安心して眠ることができました。
朝起きてきた夫はいつもと変わらない様子。
聞けば、息子は3回くらい夜泣きしてしまったよう。
それでも抱っこトントンで寝貸しつけを頑張ってくれたとのこと。
表には出さないけれども、きっと疲れたことでしょう。
夫の優しさに感謝です。
そして、気づいたことがあります。
それは、「育児は父親と母親の両方が主体となってするべきだ」
と言っているくせに、自分が今まで、
夫を信頼して100%息子のことを託すことができず、
どこか自分で背負おうとしていたこと。
よく考えてみたら、それは家事にも言えることなんですが、
女性ってパートナーに対して、
自分のやり方やレベルの完成度まで求めてしまうので、
その通りできるか心配になってしまったり、
自分でやってしまったほうが早いと感じたりして、
家事や育児をあえて任せないことって無意識に
あると思うのです。
そうなると、負のループが始まります。
ただでさえ、男性は物理的に家事や育児に限定的にしか参加できないのに、
できるはずのこともだんだんとやらなくなってしまう。
そして気づいたころにはやらないことが当たり前になってしまう。
完ぺきとまではいかないけれど、信頼して任せてもらえれば
男性はしっかり役目をこなそうとしてくれるものです。
「家事育児も男女平等に」と思うのならば、
今よりもっともっと、妻は夫を信じて、
いろんなことを任せていくことが必要なのかもしれません。
夜泣きが収まったわけではないのですが、
なんとなく清々しい朝です。
週末は、トントンで寝られるようにネントレ頑張ろうということになりました。
ネントレについてはまたレポートしたいと思います。