mimiの育児と仕事と日々の暮らし

2017年2月に男の子を出産し、育休を経て翌年4月から職場復帰しました。元小学校の教師。現在は転職してIT企業に勤務しています。悩んだ末に復帰後はフルタイムを選択しました。仕事のこと、育児のこと、お金のこと、読んだ本のことなど日々の暮らしを綴っていきます。

保活~1点でも多く点数を稼ぐには?~

保育園の申し込みが終わりました。

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(こちらは記入サンプルですので、わが子のものではございません)

 

やっと、認可保育園の申し込みが終わりました。

あとは結果を待つのみなので、もう心配しても結果は変わらないのですが、、、

2月中旬まで復帰できるかわからないと思うとそわそわします。

 

渋谷から2駅のアーバンライフとおさらばし、出産を機に実家のある郊外

(都心まで電車で約1時間)までお引越しした我が家。

「子どもの数だって、働くママだって圧倒的に少ないこの地域なら、

きっと希望の保育園に入れるはず。」

 

そんな、根拠のない自信はもろくも崩れ落ち、頭の中は保活のことでいっぱい。

どうしたら1点でも多く点数を稼ぐことができるのかしら?

ここ数か月間、保育園見学と並行して、申込書や点数表とにらめっこし、

役所に問い合わせる日々が続いておりました。

何も調べずに強気でいた当時の私に蹴りをいれてやりたいくらいです。

 

みなさんご存知の通り、

保育園の入園はそれぞれの家庭状況を鑑みて、

保育がどれだけ必要かを点数化し、

その特典が高い家庭の子供から優先的に決定されます。

離婚や別居など特別な支援を要する家庭は点数が高く、フルタイム勤務のママパパはその次くらい。

加えて、自治体にもよりますが、すでに入所している兄弟がいたり、

兄弟を同時に申請している家庭のほうが点数が高かったりします。

 

うちの場合、はじめに点数を計算したときと、申し込み後とでは、

実は+5点の差があります。

きちんと調べて問い合わせをして対策しなかったら、

おそらくどこの保育園も入れなかったかもしれません。

保活は正しい情報の把握と対策、そして体力が要ります。

 

実際に、私のように何も知らないまま、紙面の案内だけを頼りに申込書を記入してしまい、

本来もらえるはずの点数を獲得できない人は少なからずいるのだと思います。

 

何それ?!って感じですが、

数ある家庭の状況を効率的になるべく公平に把握するには、

「自己申告」による点数化という方法しかとれないのが現実なのでしょう。

言い換えれば、その分対策は可能ということ。

そこで、得点の取りこぼしなく、最大限点数を獲得するために大事なポイントをいくつかまとめてみました。

 

 

◆得点獲得のポイントその1

将来的に子どもが欲しいと思った時点で、保育園入園申込書書類に目を通しておこう。

自治体にもよりますが、保育園の申込書を作成しはじめて初めて

「もっと早く知っていれば!」ということが多々あります。

 

例えば、申し込みをする自治体に少なくとも1年間は住んでいないと点数が引かれるとか。

うちの場合は、「現在の勤務先に3年以上在籍していること」で、+1点。

在籍期間が3か月以内で-1点なんていう項目もありました。

私は転職をしているのですが、現在の勤務先在籍期間はぎりぎり3年。

出産があと数ヶ月前倒ししていたら加点がもらえないところでした。

 

こんな感じで、点数の獲得には「期間」が関係するものが何項目かあります。

もし、今住んでいる地域で将来的に子どもを保育園に預けたいと考えているならば、

その時点で得点がなるべく獲得できるように(もしくは、減点されないように)気を付けるとよいと思います。

 

 

 

◆得点獲得のポイントその2

役所には必ず足を運び、各点数項目について確認しよう。

現在、保育園の入園申し込み関連の資料はweb上にあがっていることが多いので、

役所には問い合わせをせずに書類の準備を済ませる方が多いかと思います。

ですが、面倒でも一度は直接役所に出向き、担当の方と話をしたほうが良いです。

 

私はそのおかげで、点数の減額を免れることができました。

 

何があったかというと、うちの地域の場合、

同じ区域に住んでいる「養育可能な祖父母」がいると、-3点という項目がありました。

祖父(私の父)はまだ働いているので良いのですが、

祖母(私の母)は専業主婦なので、職業欄に「職無し」と記載することになり、

イコール養育可能扱いされ、そのまま計算すると3点も引かれるところでした。

 

母は現在仕事はしていません。

ただし、実際には、同居している曽祖父(介護認定あり)と、

近くに住む義理の曾祖母(こちらも介護認定あり)の通院の付き合いや買い物の代行などをしているため、

養育可能な状態ではありませんでした。

そこで、こうした状況を担当の方に相談したところ、

職業欄に「介護」と記入すれば減点はしないと言われました。

 

こうしたことは、残念ながら資料の説明欄には記載されていないことが多いです。

説明を鵜呑みにして書類を作成してしまったことにより、知らないうちに獲得できるはずの点数を取りこぼす恐れもあります。ですので、気になる個所があれば担当の方に要確認です。

 

 

◆得点獲得のポイントその3

一時保育の利用については要チェック!

よく、得点を稼ぐために無認可の保育園に入れているとか、

フルタイムでベビーシッターを雇って月数十万円を支払っているといった話を耳にします。

こちらに関しても、

一時保育の利用とは、どこからどこまでのことを指すのかをまずは確認するとよいです。

 

例えば、自治体によっては、「復職していなくても定期的に一時保育を利用している状態。」であれば得点獲得の対象となります。

私の場合、週2日、民間のベビーシッターにお世話になっているので、

そちらも該当ということになり、+2点の獲得となりました。

確認する前は、「ベビーシッターは無認可保育園ではないので、一時保育扱いではない。」と思っていたので、正直驚いたのですが。

きれいごとは言っていられません。

しっかり「一時保育利用あり」に〇をして、利用期間の記入をしました。

 

と、こんな感じで、今回の私の保活だけでもいくつかポイントを見つけることができました。

これで一応点数の取りこぼしなく書類の提出はできたはず。

結果が出るまでまだまだ長いですが、ひとまずほっとしています。

 

長文になり、失礼しました。